【北海道最古の神社】(1)函館市 船魂神社

北海道には「北海道最古の神社」と言われているものがなぜか複数存在します。
さて、どれが本当の「最古」なのか?まずは現地へ行って参りました。

「函館市 船魂(ふなだま)神社」 起源1135年

公式サイト

保延元年(西暦1135年)崇徳天皇の御代、融通念仏宗開祖、良忍上人がこの地に着き、ここは神霊の宿る処と里人に伝え、海上安全を祈念して奉られたのが起源であり、北海道最古の神社と云われております。

と堂々と宣言されています! 真偽はともかく、今も昔も函館山周辺に神秘を感じない人はいないでしょう。 函館八幡宮なんかと比べると地味な存在ですが、歴史の重みを感じられる大変素晴らしい神社です。

函館市 船魂神社

函館山のふもとに位置しています。

函館市 船魂神社

鳥居にも堂々と「北海道最古」の文字が!

函館市 船魂神社

社殿は昭和37年築。

函館市 船魂神社

「船魂神社」 なんと演歌が似合うネーミングでしょうか!

函館市 船魂神社

由緒書き。鳥居の看板には「北海道最古」と誇らしげに書かれているのに、こちらには「明らかではない」と自信無さげ。

函館市 船魂神社

義経伝説「童子岩」。この伝説、必要かな・・・?

函館市 船魂神社

良忍上人の碑。1135年、この地に「観音堂」を建立した人物であります。

函館市 船魂神社

1135年当時の函館はどんな感じだったのでしょうね。それにしてもよくいらっしゃいました!

函館市 船魂神社

末社「護北神社」。社殿はありません。由緒はわかりませんが、ネーミングに「北を護るんじゃー」という決意を感じます。

函館市 船魂神社

山頂の夜景もいいですが、ここから望む港もなかなか風情あります。

アクセス

駐車場はありません。元町界隈のコインパーキングに停めて歩きましょう。

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