アイヌ語由来じゃない市町村名

ご存じの通り、北海道の市町村名はアイヌ語から来るものが圧倒的に多く、それが北海道らしさを形成する要因の一つとなっています。

が、今回はあえて「アイヌ語ではない市町村名」にスポットを当ててみました。
調べてみると、なかなか楽しい由来が盛りだくさんでしたよ。

※ほとんどの説明がwikipediaからの抜粋でありますこと、ご承知おきください。

【道南 渡島地方】
・函館市・・・かつて、箱型の館を築いたことから(まんま)。

・北斗市・・・旧「上磯町」+「大野町」が合併し2006年に誕生。公募により決まった市名で特に意味はない・・・。

・七飯町・・・明治時代に旧「七重村」と「飯田村」が合併し誕生。「なないいちょう」ではなく「ななえちょう」と強引に読ませる。

・森町・・・アイヌ語「オニウシ(樹木が生い茂るところ)」の意訳。

・八雲町・・・1881年に誕生。町名の由来は不明だが、名付け親はあのスサノオノミコトの句が好きで、すがすがしい気持ちで名付けたのでしょう(適当)。

・今金町・・・開拓功労者「今村さん」と「金森さん」が合体。

【道南 桧山地方】
・上ノ国町・・・中世、函館周辺を「下之国」江差周辺を「上之国」と呼んでいたのが、いつしか一つの町名となった。

・福島町・・・かつては折加内(おりかない)村という名前だったが神のお告げにより「福島村」に改名した。
しかし、1969年に財政破綻・・・。夕張の先輩である。

【道南 胆振地方】
・豊浦町・・・かつてはアイヌ語地名「ベンベ」と呼ばれていたが、とてもいやらしい、男性が大好きなものの言葉(方言)と似ていた為、差し障りのない現町名になった(本当か?考えすぎだろ。)・・・。
そういえばニセコ町の旧名も思わず赤面してしまうご立派な名前でしたね・・・。

個人的にはベンベ町の方がかわいくていいと思うんですけどね。BMWを昔はベーンベーと呼んでたし(昭和40年代生まれ限定)。

・伊達市・・・当市の開拓者であった「亘理伊達氏」から。福島県の同じ「伊達市」は伊達氏発祥の地。それ以外のつながりはない。

【道南 日高地方】
・日高町・・・日高山脈の麓にあるから。「日高山脈」の由来については不明です。
・新ひだか町・・・省略

【道央 後志地方】
・京極町・・・旧名「東倶知安村」。開拓者の姓を町名にした。

・共和町・・・小沢、前田、発足(はったり)の3村が合併し誕生。町名はいろいろと揉めるのがめんどくさかったから無難なところでまとめたのでしょう。

・仁木町・・・開拓者 仁木竹吉さんの苗字からとった。

・赤井川村・・・アイヌ語 「フレ・ベッ」(赤い・川)の意訳。

・千歳市・・・ アイヌ語で「シコツ(大きな窪地、又は谷)」と呼ばれていたが、和人語「死骨」と同音で縁起が悪いので改名。鶴がたくさんいたから千歳と名付けた。
支笏湖は改名されなかった。おかげで(?)心霊スポットとして不動の地位を築いてしまった。

以下、少しずつ更新していきます。ごめんなさい。

・北広島市
・新篠津村

・岩見沢市
・三笠市
・栗山町
・(長沼町)
・(砂川市
・(上砂川町
・(滝川市
・(深川市
・北竜町
・新十津川町
・月形町
・沼田町

・旭川市
・東神楽町
・鷹栖町
・東川町
・上川町
・下川町
・豊富町

・北見市
・大空町
・小清水町・・・アイヌ語の誤訳から生まれた地名
・滝上町

・中川町
・池田町
・鹿追町
・浜中町

【和人語+アイヌ語】
・南幌町・・・「南幌向(みなみほろむい)」という地名が略された。幌向という地名は岩見沢市にあります。

・北竜町・・・「雨竜町北部」の意

・他、上富良野町、中富良野町、南富良野町、西興部村等々・・・。

【和人語のようでアイヌ語の市町村】
・広尾町・・・ピロロ(陰になったところ)他諸説あり。

・浦河町・・・ウララベツ(霧深き川)