奔別炭鉱とは
・1900年開鉱 ・1928年住友が買収 ・1971年閉山 ・現在は1960年建築の立坑とホッパーが残されている
道内の炭鉱施設跡の中では必見の施設だと思います。
興味を持たれた方は、ぜひ実物を見に行ってください。
この素晴らしさは写真では伝えきれません。
ちなみに、今回はたまたま「奔別アートプロジェクト2013」なるイベントに参加し、
ホッパー内部を撮影することが出来ました(2013年11月3日撮影)。
通常は外観しか見ることができませんのでご注意ください。
※奔別炭鉱の詳細は奔別アートプロジェクト公式サイトに一番詳しく書かれています。
立坑
1960年建築の見事な立坑です。むき出しの鉄骨に強烈な哀愁を感じます。
閉山時に爆発があったらしく、その時にこのような状態になったのでしょうか。
ホッパー跡
ホッパーとは精炭された石炭を貨車に積み込むための施設。
1960年立坑建設時に増築されたそうです。
今回、内部を撮影することができました。
※「奔愛」というロゴ、内部の装飾、2階へ上るスロープは今回のアートプロジェクトのために設置されたものです。
周辺散策
どうやら幾春別にはまだまだ炭鉱の跡が残されているようです。今年はじっくり散策したいと思っています。
2014年冬の写真追加
地名の由来
奔別:アイヌ語。「ポンペッ」(小さな川)。
「本別」と同じ語源だそうです。
よくまあ無理やり漢字を当てはめたもんです・・・。
※ちなみに幾春別に隣接していますが、幾春別町ではなく奔別町です。
アクセス
近隣に駐車スペースあります。私有地には停めないよう注意してください。
勝手に内部に入るのは絶対にやめてください。
※南西に10km進むと幌内炭鉱(別記事)があります。是非こちらも見てください。
より大きな地図で 北海道バンザイ マップ を表示
Pingback: 朽ちてゆく、北海道の美しい廃墟まとめ | 北川トレンド
Pingback: 日本の難読地名と由来~北海道編~(前編) | 賢くなりたい、でも、バカでもいたい。