【北海道最古の神社】(5)江差町 姥神大神宮

今回が最終回、北海道最古の神社を探す旅。
今までの5つの神社の中では一番有名な神社ではないでしょうか?

姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)発祥1216年

wikipediaの文章をまとめると、

・折居(おりい)という特殊能力を持つおばあさんがこの地にニシンの大群を呼び寄せた。
・その後折居様はこの地から姿を消す。
・折居様の住んでいた小屋に神像があったので、これを「姥神」として祀ったことがはじまり。
・おかげで江差はその後「江戸にもない」ほどの活況を迎えることになる。

蝦夷地をメジャーな土地に昇格させた功労者ということで、大変重要な神様であります。

360年以上の歴史を持つ北海道最古のお祭り、姥神大神宮渡御祭(毎年8月9~11日)も有名ですね。
なかなか行く機会に恵まれないのが残念です。

saiko41

姥神大神宮

どうしてもアイマスクをしたおっさんに見える。


【北海道最古の神社を探せ】調査結果

創建年代順でいくと、以下の様になりました。

1135年 船魂神社(函館市)
1216年 姥神大神宮(江差町)
1244年 雷公神社(知内町)
1473年 上ノ国八幡宮(上ノ国町)※現存する北海道最古の本殿を有する。
(不詳)  意冨比神社(北斗市)※1060年製の鰐口を持つ。

船魂神社が圧倒的に古いですね!
でも、神代からの歴史のある西日本の神社なんかと比べると、やはり北海道の歴史は浅いといわれても仕方ありません。
探せばもっと古い神社がまだあるかもしれないので、今後も調べていきたいと思います。


地名の由来

江差:アイヌ語。エサシ(岬)。道北枝幸町と同じ語源。
※岩手県旧江刺市(現奥州市江刺区)とは語源は違うようです。たしかに江刺は内陸です。


アクセス

以前紹介した横山家(上のマーク)の斜め向かいです。
すぐ隣に無料駐車場あります。

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