夕張市鹿島地区、通称「大夕張」。
かつて炭鉱で栄えた一つの町が、水の底に沈もうとしています。
大夕張について
1929年三菱鉱業による大夕張炭鉱開発により建設され、最盛期には約2万人の人口を数えた。 1990年 三菱南大夕張炭鉱閉山 1998年 鹿島地区より住民の移転完了 (wikipediaより抜粋)
2014年 旧鹿島地区にシューパロダム完成。3月より試験湛水開始。 (最新情報はシューパロダム総合建設事務所WEBサイトをご確認ください。)
全盛期に作られた美しい橋梁や集落の跡は湛水によって間もなく見れなくなります。
有名な「三弦橋」もそろそろ沈みます。
今ならまだ間に合います。最後の雄姿を是非見に来てください。
2014年5月2日追記:
【残念なお知らせ】
三弦橋、完全に沈んでしまいました。
(2013年11月撮影。現在は水嵩がさらに増しています。)
沈まず残る廃墟群
夕張市南部地区(通称「南大夕張」)には、かつての繁栄を偲ばせる廃墟が多く残されています。
こちらはダムとは無関係なのでおそらく残ると思われます。
(追記)三弦橋見てきたよ
2014年4月12日
今日は仕事が早く終わったので、久々にシューパロダムに行ってきました。
前回取材時は行けなかった管理棟への道が通行可能になっていました。
そして、もう見れないかと思っていた三弦橋も見ることが出来ましたよ!
見るなら本当に今のうちです!!!
アクセス
上のマークが鹿島地区を見渡せる駐車場。
もう湖畔・河畔には近づくことはできません。
下のマークが南部の廃墟群の位置。この廃墟群の先にシューパロダム管理棟があります。
より大きな地図で 北海道バンザイ マップ を表示