上ノ国は北海道で最も早い時期に和人が定住した地であるとされる。
と、wikipediaに書かれています。
国道沿いに「北海道発祥の地、上ノ国」という看板が出てくるのですが、あながち嘘ではないのかもしれません。
上ノ国は檜山地域の政治・経済・軍事の中心であったが、江戸時代に入った1678年、江差に檜山番所が作られると拠点機能も江差へと移り、上ノ国の役割は次第に小さくなっていった。(wikipedia)
つまり、上ノ国町は北海道発祥の地であると同時に、北海道で最初にサビれた町ということになります(?)。
この町全体が醸し出す「哀愁感」みたいなものはその辺に理由がありそうです。
夷王山神社は勝山館の小高い丘に鎮座する独特の風情の神社です。
由緒は調べてもなかなか見つかりませんでしたが、創建は勝山館が築かれた15世紀後半あたりなのでしょうか(ネット上ではそのような情報もありました)。
丘の上からは江差の港がバッチリと見渡せます。
道南にはこのような自由な神社が多くて楽しいですよ。
<アクセス>
大きな駐車場あり。
より大きな地図で 上ノ国町 夷王山神社 を表示